低カリウム血症の治療方法♪

 

低カリウム血症の治療について勉強しましょう!

 

低カリウム血症で、あなたが一番意識しないといけないことは。

 

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についてです。

 

低カリウム血症は、死亡する可能性の高い疾患なんです。

 

ここを、特に意識してほしい。

 

そして、分単位で死んでしまうわけではないので、

適切な治療を調べる時間的余裕は残っています!

 

 

そして、死亡する可能性のある疾患であり、かつ

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適切に治療しても、不運にも亡くなってしまうかたも出うる疾患なので、

誰から診ても適切な治療を心がけましょう!!!!!

誰にもなんとも言わせない、確実で正しい治療を心がけましょう!

 

タイガは、<2.5で危ないなと思ったら、ICU等の重症の部屋で、診させてもらいます。

 

そして、まず原則です

低Kの治療は、経口療法の方が安全!!

•静脈内投与より、安全に多量のカリウム補充を行える。

 

というのも、まず末梢から入れる場合を見てみましょう。

 

末梢の点滴のルールとして、

※ 末梢からの最大投与速度は20mEq/hr

※ 末梢からの最大濃度は40mEq/L以下とする(日本だと、20mEq/Lとしている本も)

ブドウ糖を含まない補液製剤を選択する

↑3号液等は使わない!(糖が入っているので、ダメ!!)

末梢静脈:ワシントンマニュアルを参考にしています。

 

ブドウ糖を入れると、高カリウムのときのグルコース・インスリン療法と

同じ機序で、カリウムが下がる方向に移動することがあります。

 

なので、絶対に糖を含まない輸液にすること!!

 

となると、40mEqのカリウムを補充するためには、1Lの生理食塩水が必要になります

 

たくさん入れすぎると、肺水腫になってしまいますね。

 

なので、経口摂取をするよう心がけましょう!!

 

内服では

塩化カリウム1g=13mEqほどです。

本によってもまちまちなのですが、

•1回で1mEq/kgのK投与は安全とされている

と書いてある本が多かったですが、40mEqくらいで抑えては、という意見も多かったです。

 

よって、1度には40mEqまでとして、1日3回くらい入れれば合計120mEq入れられ、

量も多く、かつ経口のほうが吸収が緩やかなので安全に投与できます

大量の経口投与は胃腸障害をきたすことがあり、水を多めに飲むとよいです。

 

食事を自力で取れなさそうな人には、来た時点で経鼻経管栄養用のチューブ挿入という選択が必要になります。

 

 

あとは、中心静脈からの投与法を選択するときは

  • きわめて重篤な低カリウム血症の人
  • 肺水腫等の、生理食塩水をあまり入れることができない人
  • 腸管を使うことが出来ない人(低カリウムからくる麻痺性イレウスなど)

などで、選択されます。

 

中心静脈の濃度は、ワシントンマニュアルだと100mEq/L以内と記載されています。

 

速度は、こちらも重篤な不整脈等がなければ、20mEq/h(1時間に20mEq)と

されています。

 

 

なので、補充の基本としては、

可能な限り、経口摂取を中心に!

安全な速度で、投与!

誰からみても、正しい治療を選択する!

 

ということを心がけましょう♪

 

参考文献:ワシントンマニュアル

 

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